通常運転

なんだかガチャガチャと基本構造に手を加えて騒いでいたけれど、シンプルな連想を続けるのが一番ストレスがない。場を乱したくなるまでは単語とリンクを増やし続ける。現在単語数2700。少しづつ動作に影響が出てきた。

新たなる人間

辺境から狼煙を上げた単語『闘争開始』は、プレーヤーの度重なるチート行為も虚しく、依然として辺境に留まるばかりだった。そうなると「『人間』にリンクしない言葉だけで独自のリンク網を作り出す」という、この闘争における条件が、単語数が増えるごとに…

遅れてきた『競争』

中心主義に反旗を翻すため、第二の『人間』(現時点で最多被リンク語)に勝る引力を獲得すべく、強引に作成した『闘争開始』なる単語にひたすらリンクを集中させている。 しかし中心主義の引力は思いの外強く、単語『闘争開始』はまだグラフビュー上では埋も…

闘争開始

日々拡大を続けるリンク、『人間』の肥大化などなど、Obsidian内に作られた『星のようなもの』は無作為に張り巡らされたリンクをその都度編みこんで、見事なまでに混乱なく整合性を保ってきた。混乱なきシンプルな第二の脳は、外部化するに相応しいクリアさ…

癒やさないカウンセラー・リーディングしない占い師

良いカウンセラーの条件は個性を出さないことだと思っていて、その点においてObsidianは最高のカウンセラーといえる。といっても、Obsidianはメモアプリなので、何も考えていない。何も考えていないものに意志を感じ始めたらいよいよヤバい兆候だが、その境…

HARUKA

過去にObsidianと似た感触のソフトがあった。90年代後半のmacOSにはハイパーカードというフリーの開発環境がバンドルされていて、それで作られたと思われるフリーソフト「HARUKA」は、当時出回っていたフリーソフトの中では、飛び抜けてこちらの琴線に触れる…

ルールはある。でも、なんでもあり

これら一連の作業を他に喩える言葉がないので便宜上『ゲーム』と呼んでいるのだけど、じゃあそもそもゲームとは何なのかとwikiなどを調べ始めると止まらなくなってしまう。 ゲームについてそれっぽいことを調べようとすると、頻出するのが『ロジェ・カイヨワ…

口にしづらい言葉

Obsidianを『第二の脳』と見立てる道中、かならず直面するのが「口にしづらい言葉」だ。よく言う「放送禁止用語」のようなものから、人道的に口にすべきではない言葉、直接的な性用語、英語圏のフォーレターワードなどなど、この手の単語は枚挙に暇がない。 …

打倒・人間

グラフビュー上で多くのリンクを獲得した言葉は、より大きく表示される。僕のグラフビュー上で、常に太陽のような別格の存在感を放つ言葉は『人間』だ。気づいたらかなり目立つ大きさになっていた。 そうなるのも当然で、たとえば個人名を入力した際、名前以…

Obsidianの遊びかた 3

戦争・美空ひばり・百円・葬式・ビル・ヤクザ。この単語たちはリンクで結ばれていないが、並べて表示されると意味が浮かび上がってくる。美空ひばりとヤクザが同一画面に、というのもドキドキするが、二者間に葬式という単語が挟まることで含みが生まれてい…

Obsidianの遊びかた 2

Obsidianは『第二の脳』を謳っている。テキストファイル同士のニューラルネットワークを『脳』 に喩えるのならば、 Obsidianはその様子を端的に図示してくれる。 ブログの画像に使っている丸いボールのような画像は、 それらのネットワークを俯瞰したものだ…

Obsidianの遊びかた 1

そもそもObsidianはゲームではないので、 遊びかたもなにもないのだが、 あくまで自分が遊ぶ場合はこのような感じになる。 ・ファイルを作成する・ファイルにタイトルをつける・ファイルにリンクをつける 以上の三つだけ。これをひたすら繰り返すのだ。メモ…

最高のゲームを見つけてしまった

数日前に『Obsidian』というスマホ用のメモアプリをインストールした。メモとして使うつもりでいじり始めたら、そのまま5時間ほどが経ってしまった。翌日は休日だったので、起きている時間はひたすら触り続けた。10時間以上はいじっていたことになる。 そし…